色は心の状態を表す根拠

皆さんはどんな色が好きですか❓


私は、今の自分の心の状態を客観的に捉えたい時に「今どの色が心地よいと感じる?」という問いかけをよくします。
面白いもので、ピンクが心地よいと感じる時もあれば、ターコイズブルーがなんとも綺麗に感じる時もあって、自分の気づかない自分に出会えたような気持ちになります。


そして、今の私が心地よいと思う色。
それは「白」なんです💗


これは初めてだったので、自分でもびっくり👀
そこで、白について調べてみました。


白は全ての色光を反射する色で、両端にある白と黒の間に、全ての有彩色が並ぶんだそうです。
まるで人間の喜怒哀楽が躍動しているように、彩り豊かな色が並びますが、色彩が消えるということは、心の感情も消えてしまうのでしょうか❓


病院のスタッフは白衣を着ています。
レストランに行くとシェフも白衣を着ています。
これには意味があって、清潔であることはもちろんなのですが、どうもプロ意識に徹して仕事に集中できるように、という意味もあるようです。


余計なものを一切排除して、ただ目の前のことに一心に集中する。
「無」になって、心に静寂さを呼び起こし、目的に向かって一心に夢中になるためだそうです。


ピカソの「ゲルニカ」という絵をご存知ですか❓
反戦の意思を込めた、色を使わずモノクロで描かれた絵です。
ピカソはこの絵を仕上げた時にこう言ったそうです。
「あえて色を使わなかったのは、色彩はある種の救いを意味してしまうからだ」と。


確かに、目に飛び込む色は、必ず私たちの感情を揺さぶります。
病院の建物に白がよく使われるのも、あらゆる刺激から解放され、何も考えない、何もしない「無」の状態になり、そこから、再生へと少しずつ歩みを始める、そういう心理を支えてくれる意味もあるようです。


白とは、無になって集中を高めたい。
そして、新しい再生を予感させる色。


なるほど…。
今、私はそういう状態なんだと納得しました❣️(鶯)



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