コロナの感染者数が最多を更新し続けています。
外出を控える呼びかけが高まる中、DVや虐待の相談件数も急増しています。

2016年の内閣府の報告では23.７％の人（つまり約4人に1人）が、DVの被害経験があるという数字でしたから、今はもっと増えているのだろうと思います。
人々の関心が、コロナ感染とオリンピックの話題に二分されていますが、その裏側で家が危険になっている子どもたちがたくさんいると思うとやりきれない気持ちになります。


私を育ててくださった精神分析の先生が、「家族は危険な密封された空間だ」とおっしゃっていましたが、今まさに危険が高まっている時なのだろうと思います。
家族というシステムがうまく機能しなくなると、必ずしわ寄せは弱い立場の者のところに集まってくるのです。
そして弱い立場の者は、声を上げることが出来ないので、誰かが気づいてあげるしかないのです。


誰にも相談できずに悩んでいる方がいましたら、ぜひSOSを出してくださいね。
絶望しないで、あきらめないで、勇気を出して声をあげてください。
下記に相談できる機関を掲載しておきます。（鶯）

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/index.html

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