親子の相性

親と子の相性ってあるのでしょうか？
というご質問を時々受けることがあります。

はい。
あると思います。

気持ちがわかるとか、息がぴったり合うという関係は親子でもあると思います。
その理由の一つは、気質です。
人には生まれもつ気質があって、刺激に対してどう反応するかというのは、おおよそプログラム済みなものが多いのです。
例えば、初めての経験ができるアトラクションに興味を示す子もいれば、用心深く警戒する子もいるわけです。
経験を積めば変化してくることもありますが、「やってみよう！」「うん！」という息が合うのか、はたまた合わないのか、というのは仕方がない部分もあるのです。

ところが、違う性質をどう受け取るかは別の話。
自分と同じだからいいと感じるとは限りません。
「自分の嫌な部分と似てしまった」と思えば、受け入れがたいと感じたりするのです。
そして、自分にはないものを持っていると、それが魅力に見えて、相性はいいということにもなるわけです。
面白いですよね。

要は、親子の場合、相性は親側の事情によるということです。
では、どうすれば、どの子にも安定したいい関係が作れるのでしょうか。
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