しあわせをつかむ人ですね。

ある方に「あなたはしあわせをつかむ人ですね」と言われました。
どうしてそう思われたのかはわかりませんが、でも図々しいことに、確かに自分でもそう思っているところがあります。

その正体は、自分では「記憶」だと思っているんです。
ものすごく傲慢な記憶かもしれませんが、私は「守られている」と確信しているんです。

その記憶を作ったのは、紛れもない私の母。
物心つく頃に頻繁に言われた言葉が「あなたは守られている」だったからです。

亡き母に、今となっては、どうしてそう思ったのか確かめようがありません。
あえてそう言い聞かせようと思ったのか、本当にそうだと思っていたのか。
母は、哲学的な思考を好む人だったので、ひょっとしたらそう思い込ませようとしたのかもしれませんが、それでも、私にとっては、大変ありがたい記憶を作ってくれたと感謝しています。

この「守られている」という記憶を持つと、どんなに苦しいことが起こっても、不幸だとは一切思わないのです。次のステージに行くための、どうしても通らなければならない道だと思うのです。

壁にぶつかると、自分に力が足りないからだとは思っても、自己否定感に襲われることはありません。
「仕方ないじゃない、一生懸命にやっても、スパーマンじゃないんだもの、できないことなんていっぱいある」と開き直るんです。（本当に図々しい・・・）
迷惑をかける人に「申し訳ない」とは思っても、図々しいことに、またまたパワーアップするチャンスがやってきたと、心のどこかで思っている節があるのも事実。

落ち込んでも、落ち込み続けることができません。
「さあ、困ったぞ、どうするか」と次の策を考える。
同じ失敗を２回繰り返した時は、必ず自分でも気づけていない本質の問題が、手付かずになっているはずなので、それが何なのかを炙り出したくなるのです。
はたから見ると、それがいつも「一生懸命」に見えるようです。
う…ん、確かに一生懸命かもしれません。

自分を知れば知るほど、人を理解することができる。
これは法則のようなものだと思っています。
なので、自分を知ろうとする人が、本質的に好きです。
自分の苦しい部分を直視しようとする人は、人を受け入れるキャパが大きいからです。
ひょっとしたら、そういう人に憧れているのかもしれませんね。

■□■カラーズ主催の「大人のための感情トリセツ」です❣️