P-CARE★ペアレントケア報告
今年の夏は辛かった〜💦という方は多いですね、きっと。やっとやっと待ち望んでいた秋を感じられるようになってきました。万歳❣️
そしてこの猛暑の中でオンラインという仕組みは素晴らしいです!安定して仲間と交流し、魅力ある新しい仲間とも出会い続けることができるのですから。今回は新たにスタートした「 P-CARE」についてお伝えします。
発端は学生さんとの授業。教科書のない、全てお任せという学校からの熱〜い信頼を得て、お任せいただいている「子育て支援」の授業があります。私の授業は自分で言うのもなんですが…日本一面白いです!はい。(いや、やる気のある人にとっては…と言う言葉を付け加えておきましょう)
なんで面白いかというと、人の生き方や世界情勢にも触れていき「なぜだと思う?」「なぜかな?」と言う「問い」をめちゃくちゃ盛り込んで、視座を高く、視野を広く、掘り下げて、掘り下げて、考える、考える…ということをするからです。(ちなみに学生さんからは「これは授業というより私の人生にすごい深い学びを得る!」「世の中のおかしいぞという点在していた疑問が全て繋げて紐解けるのがすごい!」という声をたくさんいただいています。ありがとう。)
初回の授業では、子育て支援って誰のもの?と言う素朴な問いから始まり、当然親でしょう?…え?本当にそう?なんて掘り下げていくんです。そもそも思考力を育てたいという願いから始めたものでしたが、その中で、もっと学びたい!でもいろんな事情(お金や時間)で学べない…という人が多くいることがわかり、だったら志のある人と出逢いたかった私は、断続的だけど大人の学び舎を作るからおいでとスタートさせたのでした。
ネーミングも「子育て支援って本当にダサいよね」「なんかいい言葉ないかなあ」と投げかけたところいろんなアイデアを出してくれました。その中の一つが「ペアレント・ケア」でした。略して「P-CARE」。蓋を開けたら学生さんより、日本中で頑張っている教育や福祉業界の先生方がお申し込みくださっていたことにびっくり!
30名だった定員を50名に増やしてもすぐにいっぱいになりました。ご参加くださった皆様ありがとうございましたm(_ _)m
子どもの成長や発達を支えたい。でも本当の意味で子どもの育ちに責任を持つなら、自己満足じゃダメ。結果を出さなくちゃ。それには、親を支えなくちゃ。子どもが育つ家族を支えなくちゃ。だって、子どもの育ちに最も影響を与えるのは家族なのですから。
その視点を学べずに現場に出て、エビデンスを持たずに《なんとなくこんな感じ?》という曖昧さの中で、モヤっとしたものを抱えながら、質問や疑問を投げかけにくい職場の中で、子どもの保育や教育に携わらなければならないなんて、なんと時代錯誤だろうと「はてな」が山ほど出てくるのです。
そこで、スタートすることにした「P-CARE」。目的は、志のある人に真の支援者になってもらうための武器を授けること。かなり大袈裟に言えば、保育の世界に革命を起こしたいのです。若い保育士さんが次々に辞めていくこの世界はおかしいもの。せっかく「力をつけたい」「誰かのために貢献したい」そう思ってくれる若い人が去らなくちゃいけない現実を目の当たりにして心に火が灯ったのです。
初回は「愛着形成〜情動的利用可能性って知ってる?〜」です。なにこれ??と思いますよね。ネットでちょちょっと調べて、知った気になる方にはご遠慮いただいています。話せばすぐにわかります。そういう方に継続は難しい。そして、真の支援者になることも難しいのです。
なので、長〜い解説を読んでいただいて興味をお持ちいただいた方に集まっていただきましたが、予想以上に感動しました。こんなにいるんだ。志のある方が…と驚いたのです。なので、今後もP-CAREは継続していきます。初回を聞きそびれた方も大丈夫。いろんな形で発信をしていきますのでつながっていてくださいね❣️
(お顔出しOKの方にご協力いただきました!またお会いしましょう❣️)